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2005.05.26

長い長いさんぽ

 今日まで意図的に(ツラいから)読んでなかった、今月のコミックビーム掲載の、須藤真澄著"長い長いさんぽ 前編"を読んだ。定期購読してるから、12日には届いていたが、"長い長いさんぽ"だけは読まないようにしていた。

 須藤真澄という人の奥深さはホントにすごい。まったくいつもと同じ手法、いつもと同じ文法で描かれているんだが、ちょっといつもよりすくうところが深い。それだけでこの作品が描けてしまうものか。
 もちろん、ゆずがいなくなって、3ヶ月後に描かれた作品(奥村さん、よく待った。編集者の鑑だ!)だけに、ちゃんと整理がついた、漫画として完成されたものになっているのだが、いつもと違って緊迫感が増しすぎている。これは、描かれたテーマだけではない、作者の… なんというかその当事を主観で俯瞰する(ということは不可能なはずだが、須藤真澄の作品にはこう言うしかないものが多々ある)技量によるものなのかもしれない。

 コミックビーム、本当にいい漫画雑誌になったものだ。他の雑誌ならこの"長い長いさんぽ"が載ると浮くだろうし、編集者がハシラにロクなこと書かないような気もする。でもビームは違った。

 来月の後編も最大限に期待する。

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