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2009.05.30

再評価しらせ

 先日完成し、舞鶴を発ったしらせ(2代目)は、25日母港の横須賀に入港した。そして30日、31日と一般公開が行われたので行ってきた。

 しらせがいる海上自衛隊横須賀地方総監部は、横須賀駅から歩いて1分のところにあって交通の便がよすぎる。そこから敷地内を歩いて5分、いよいよしらせが見えてくる。

 他の自衛艦は、当然のことながら目立たない事を目的とした灰色だが、しらせはオレンジだ。これは、海上や流氷が浮かぶ海での視認性を上げるためだと思う。こういった、わざと目立たせる船は自衛隊にはこの船しかない。敵を攻撃するのではない船、わざとぶちあたりにいく船もこのしらせだけだ。通常の自衛艦と並んでいるので、すごく映えて見える。

 しらせの中を見学した。内容的には去年見たふじと同じだが、倍以上のでかさと最新式の装備がなされている。ましてや宗谷と比べればあらゆる装備が桁違いによくなっている。
 かつて南極は、相当な勇気をふりしぼらなければ行けない所だったが、もはや安心して行って、さまざまな研究活動ができる土地になっている。そうなったのは、代替わりするたびによくなっていく船を造った人たちと、その船を操り南極に立ち向かった人たちの努力の成果であるのは言うまでもないことだ。しらせの艦名の大元の由来である白瀬矗は、草葉の陰でこの立派な業績をどう思っていることだろうか。彼の死後11年たってから始まった日本の南極観測事業は、今年冬には51次観測隊が、まさに今日見てきたしらせに乗って出発する。

 横須賀には現在、先代のしらせも係留されている。本当はもっと早く解体されるはずだったが、屑鉄価格の下落で解体できない状態になっている。新しらせからも旧しらせを見ることができる。 新聞によれば、自衛隊のお偉いさんはよくは思っていないようだ。

 見学を終え、自衛隊の施設内でカレーを食ってから帰路についた。かっこいいもんをいっぱい見て満足した。

P.S.
 艦名が同じだから、艦体番号はAGB-5002Aにすればよかったのに、と思うのはわしがトレッキーだからですそうです。
 Wikipediaのしらせ(2代目)の項を見ると、命名基準を変えてまでおなじ艦名にしたとある。じゃあ番号の付け方も変えちまえばよかったのに。

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