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2009.06.09

日本トンデモ本大賞2009・2

(続きから)

 休憩時間後、トンデモ本大賞2009ノミネート作品の紹介。山本会長と、パネリスト(ツッコミ役)8人が登場。山本会長は、"日本SF界が生んだルイス・キャロル"と紹介されていた。去年はロリコンロリコンと連呼されていたし…あんまりです(笑)

 それはそれとして、ノミネート作品は以下の通り。

胎内記憶(池川明)
 子供たちに胎内記憶についてのアンケートを取り、それを一切疑うことなくレポートした本。0〜1歳の子供からもアンケートを取っている。赤ん坊に"君はどこから生まれてきましたか?"と訊くと、母親の腹を指差すなどと、かつてトンデモ本大賞を受賞した植物は警告するをホウフツとさせる内容。他にも、胎児の時に父母の会話内容がわかったり(胎児が日本語を理解できる!)、お母さんのへそから外が見えたり、もう胎児といえども安心ならぬ。  著者は、この現象が起る理由を、フォトンに求めている(笑) フォトンベルトが降りてきたら、胎児が全員めくらになるんじゃねえか、と不安になった。  他にも、精子だったときの記憶がある(笑)だの、乱視だったときの記憶がある(笑)だの、どう説明していいんだかわからぬ内容。新書なので買ってもあまりフトコロにはダメージにならぬのでこれは買うしかないか。

すべてのオタクは小説家になれる!(大内明日香・若桜木虔)
 この本は、出た当時(もちろん負の)評判があったので購入し、これでは小説家になれないばかりか何歩も後退するに違いない、と思っていたが、山本会長がわかりやすくわしの直感を説明してくれた。わしがいなくても説明しただろうけど(笑) 内容は、小説のオリジナリティを否定するような事が書かれているのだが、それだと編集者はすぐボツにする、とのこと。やっぱりか。これからもわしらしい明後日にふっとんだものを作り続けよう、と決意も新たにした。  この本は唐沢俊一のスタッフ(大内)が作っているので、唐沢もオクバにモノがハサマッタ感じで発言していた。つまりこれは、バードウォッチャーの飼っている鳥がバードウォッチングの対象になってしまった、ということか? だがこういう、わざと作った本は、発情期ブルマ検査を超える作品はもう出ないのではないかと、かの作品発表から干支ひとめぐりした今も強く思う。

聖書は日本神話の続きだった!(佐野雄二)
 タイトルだけでトンデモとわかるのは素晴らしい(笑) タイトルが紹介されるだけで場内爆笑(笑) この著者は、かつて、誰も知らない「本当の宇宙」で、2年前のトンデモ本大賞にノミネートされている。人生2度もノミネートされるとはなんともうらやましい。  この本は、ユダヤ教の神は女でキリスト教の神は男で別人、と主張している。キリスト教の方は"父なる神"などと言っているので男というのは想像にかたくないが、ユダヤ教の神、つまりヤハウエだ。なぜ女かというと、"ヤ"は8なので、"ハハウエ"と読めるからだっ(大笑) 第一回のトンデモ本大賞を受賞した、ノストラダムス複合解釈に通ずるダジャレっぷり。これに匹敵するのは、「竹内文書」超古代アメリカを行くぐらいのものだが、なぜだか名トンデモは皆絶版。この本もじき売られなくなるだろうから買うのは今だ。
 話を元に戻す。この本は、ヤハウエが女であるのは他にも証拠があって、ヤハウエは食い物や着る物にこだわりを示しているので、そんなこだわりがあるのは女しかいないので女です、と主張している。  これを強引に日本の神話に結びつけるわけだが、シュメールは昔スメールと言った、スメールというのは皇のことなので日本だ(笑) スメール語と日本語はタテガキヨコガキの書き方が同じなのでスメール人は日本人なのだ(中国とかも同じですがそれはどうする気か?)  スメール人は直接日本に来たのではなく、魂が転生した(笑) しかもアイヌ人に。なぜかというと、ギルガメッシュ叙事詩もユーカラも長いから(本当にこう書いてある) スメール人は屋久島の人にも転生している。さらに屋久島の人はスメール人に転生している。魂が行き来しているのである。だが縄文人の壊滅時期とは合わないので、その間魂はインド人に転生した(だって本当にこう書いてあるんだから仕方ねえじゃねえか) 延々こういう説が続くので以下略す。是非お買い求めいただき確認していただきたい。

新・知ってはいけない!?(船瀬俊介)

 買ってはいけないの著者による、まあ似たような手口の本。宅間守は阪神工業地帯のどまん中で生まれたので殺人者になった、と主張。CMに出てくる薬は全部毒で、薬を飲むと脳が狂って病気が慢性化するので製薬メーカーが儲かる。つまりメーカーの陰謀である。このように世の中で金儲けのために作られている製品は全部悪だ、という主張は買ってはいけないとまるっきり同じだ。
 断食療法をすすめているのだが、その理由が、野生動物は病気になっても断食だけで治す、というもの。そりゃあケダモノは病気になったらエサがとれないから断食するしかないとかそういうのじゃないのか? 病気のケダモノにうまいもん食わせたら早く回復するのではないか?
 鬱病の人をビンタで治す(笑) 田舎に帰ったら治った、というのだが、そりゃあこんな医師から離れたから治ったんじゃないのか?
 他にも、骨髄造血は否定されている、とか今更はやらねえ説が満載。
 この本のタイトルからわかるように、前年に"知ってはいけない"という本が出ているのだが、そっちには電子レンジに次々とイキモノを放り込んで死なせ、だから電子レンジは危険だ、という主張があったりする。他にも日航機墜落事故は米軍の撃墜が原因だとか、人類は月に行ってないと主張(参考図書は人類の月面着陸は無かったろう論(笑) あんまりだ)

 ノミネート外の本も紹介された。

 都市伝説の謎は、ブラックホールだのオーパーツだの、義経はジンギスカンだの、都市伝説じゃないものが多数紛れ込んでいる。なんだこれは。
 ニュートン・コードは2060年に人類滅亡する、という説について書かれている。人類は滅亡するまで、あと何回滅亡すると言い続けられるのだろうか?

 最後に山本会長が、"天皇の金塊とヒロシマ原爆"の推薦者を紹介した。副島隆彦(笑) ソエジー大人気♪

 これでノミネート作品の紹介が終わり、休憩時間中に投票することになった。"聖書は日本神話の続きだった!"と、"新・知ってはいけない!?"のどちらかにするか迷ったが、"聖書は〜"の方に入れることにした。

 ブログのためのメモを続ける。笑いすぎてかなり忘れてきてる。できる限り思いだして書く。

(続く)

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