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2010.01.07

幻の土人形どぐー

 東京国立博物館で開かれている、国宝 土偶展をみてきた。

 国内の有名土偶が一堂に会すということで行ってみたのだが… あるわあるわ国宝の土偶3つを筆頭に頭が三角のとかハートのとか、遮光器土偶だのといったものの本物がこれでもかこれでもかといった具合に展示されている。ホンモノの迫力はすげえ。

 実物を見ると、どれも思っていたよりかなりでかい。国内で15000以上出土していることからみて、実際は数十万点は作られたはず。数千年に渡って変遷しながら作られていることと、昔は今よりモノを大事にしたことを考えれば、一家に一体くらいいたんじゃないかと思う。もちろん、遮光器土偶みたいなあからさまにすげえ職人が作ってる奴は別として。

 土偶は、弥生時代になると作られなくなる。稲作と共に入ってきた大陸の文化が伝統を駆逐したのか、はたまた米がうますぎて狩猟採取用のカミサマはどっかにやったのかは定かではないが、土をこねて人形を作る文化は潰えた。

 昔の人の死生観や、家族や集落の人を思う気持ちがどのようであったのかは知る由もないが、多分、今と同じようなものではなかったか、と思う。昔の事なので助け合わないと成り立たない社会だったはずなので、今より濃厚な人間関係が構築されていたのではないか。その中で土偶が果たした役割はどういうものだったのだろうか?

 大型の土偶は、安置して拝むのではないだろうか。手に持って踊り狂うには重すぎる。落として割れた時の心理的ダメージも大きいし… と思ったら、合掌土偶はアスファルトで修繕された形跡があるらしい。昔の人はモノを大事にするなあ。

 土偶を見て、昔の人の思いや人生がどうであったのか考えるよい機会となった。2月21日までやってるので皆も見るといいよ。

P.S.
 遮光器土偶を見て、最早"これにミクロマンコマンド3号が!"とまず思ったわしわもうだめな雰囲気(笑)

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