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2010.06.14

These Are the Voyages...

 この1日というもの、ずうっとはやぶさ関連のニュースを追っている。

 昨日までは、いくつかのメディアに取り上げられるだけだったが、日が改まる頃からはあらゆるメディアに載りまくりだ。追いつくのが大変だった。
 テレビで唯一特集を組んだのは、NNN24で、6月8日に10分以上の番組があった。スカパーでの放送だが、これは評価できる。

 帰還時に、オーストラリアに行ってハイビジョン撮影をしなければならなかったはずなのに、なんでしなかったものか?>NHK

 去年府中で映画を見た際にこう書いた。

 はやぶさ帰還は来年6月に予定されている。わしわもちろん注目する。こんなグッとくる事をやる国に生まれた幸せを最大限活用させてもらう。

 もうひでえもんよ(笑) ここまで注目したか>わし

 それはそれとして、この盛り上がりでは、HAYABUSA BACK TO THE EARTHを上映するプラネタリウムは増えることだろう。喜ばしい事だ。現在Blu-rayでも出ているが、この作品はプラネタリウムで見た方がいい。グッと来るものというのはこういうものだ。
 この映画の監督がニュース記事に出ている。記事には、

上坂さんは流星のように輝きながら夜空を落下するカプセルを撮影する。現在の作品は08年までの旅を描いており、今回撮影する映像を加えて物語は完結する。

 とある。つまり、映画はまだ修正されるということなのか? たしかに、映画が作られた後の映像は、地球に帰った時にイオンエンジンが2基生きていたり、事実とは違っている。完全版を作るのは確かにアリだ。

 はやぶさの大気圏突入ビデオは、これが一番美しいと思った。砕け散っていく様が見事にとらえられている。地上からのものとしてはこれか。和歌山大の撮影で、ストリーミングでも流されていた。

 打ち上げの模様、イトカワへの着陸の模様と管制室からのストリーミング配信、通信途絶した時にあせってISASのページを見に行った事、イオンエンジンが全部壊れた時に落胆してたらなんとかされた事、そして今回の帰還。全てがつながった一つの事のように思い出される。相模原キャンパス特別公開に行くたび、はやぶさの模型を見ながら、帰ってくるといいな、といつも思っていたのだが、それが遂に現実のものとなった。
 特別公開は来月末。無論行く。

 はやぶさが最後に撮った写真がある。これは、当初予定されていたものではなく、はやぶさに最後に地球を見せるために撮ったものだ。はやぶさが地球の影に入って通信が途絶したため、途中で切れているが、地球が写っている。これが、はやぶさが生まれ、はやぶさが発ち、はやぶさが帰ってきたこの星の姿だ。我々は、はやぶさと同じ星で生まれ、そして生きている。

 はやぶさが毎度計画失敗の危機を乗り越えるたび、この国の技術はまだ死んでいない、と思ってきた。死んでるのは技術じゃなくて、技術を生かす奴だ。それがおらんのだ。人は、自分の努力が生きるなら、なんぼでも努力するものだ。

 最後に、民族学者宮本常一の言葉を引用する。

 私はどのようなきびしい自然であってもすぐれた英知と企画をもってたちむかえばかならず成功することを教えられた。

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コメント

小学生の頃にボイジャーの打ち上げだの
スペースシャトルの初飛行だのがあって、
コスモス日本語版をリアルタイムで観ていた
世代としては、本当にもう大興奮の宇宙開発
だと思う。
子供の頃の未来がここにある。

投稿: Tabby | 2010.06.15 00:02

とにかく最後まできっちり終わらせきったことが大きかったと思うな
普段は失敗ニュースしかデカく取り上げないテレビ報道でさえ、文句をつけられるところが今のところ見当たらないというのが笑える
はやぶさ関係各位の尽力に敬服する

投稿: ヅラえもん | 2010.06.15 07:30

帰還の様子、ネットのライブで見てたけど何でテレビでやらないんだろうね

投稿: kiwi | 2010.06.15 08:01

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