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2011.02.27

アンティキティラ島の奇怪

 タイトルは、大昔のかっこいいメカをもじったものか。

 以下、2月5日にあった出来事を書く。20日以上過ぎてから…てえのは一体どうなったものだろうか。わしにもわからん。

 かねてより日本科学未来舘で開かれていたテオ・ヤンセン展に行く事になった。誘われたのでこれは今みとかないといかんと思ったのさ。

 テオ・ヤンセンの作品は、メディアでたびたび取り上げられている。風の力を使って、いっぱい足がついた謎のものどもがぎっちぎっち歩く様はとても面白い。これをナマで見られるのだから面白かろう…と思って現地到着。

 館内の会場前には、小さいのが一体おる。後で気付いたが、押して動くようになっている。小さくてもぎっちぎっちと動く。

 入場料が必要な会場内では、テオ・ヤンセンの作品が作られた順、つまり簡単なものから複雑になっていく経緯が見られる。テキストやビデオで説明しているのだが、このおっさんは、自分の作品を生物ととらえ、地質時代をもじってナントカ紀とかカントカ紀って名前をつけているのだ。わしらはこれを中二病ではないかという疑惑を抱いた(笑) だが、おっさんがつけてるのか、この催しをやっているフジテレビがつけてるのかは謎だ。おっさん、フジテレビ、両方が中二病である可能性があるがそれはおいとく。

 テオ・ヤンセンの作品は、足にあたるパーツが人間でいう股と膝に関節があり、それがクランクの回転によって動く。それを前後対称の位置に半周期ずらして置き、さらに横に1/3周期ずらして3つ並べる事で歩行を実現している。つまり、歩くためには6本の足が必要なわけだ。これは理にかなっている。

 途中、海辺の生物みたいにうねって動く奴とか、翼のような構造に風を受け、ペットボトルに空気をためて動く奴らとかが出現する。会場内の説明によればこれは進化の過程で起こった事…と言っているが、どうみてもモノにしかみえんので進化とか言ってもなー、とこっちのテンションは一向に上がる気配はない(笑)

 会場後半では、実際にブツが動くところを見る事ができる。30分に1回デモをやり、2体あるので1時間滞在すると両方見られる。これらにはセンサーがついていて、障害物や水を関知すると、逆方向に動く事ができる。センサーといっても機械式で、チューブの先が押されると空気が漏れて減圧することによって反転する、といった仕組みだ。

 会場の最後には、子供が書いたテオヤンセン式生物の絵が描いてあったのだが… コンセプトを理解していないのはまだしも、誰も思いもしない方向に行っているものもあって大笑いした。いらんもの(笑)を捨てる、とかその機構は一体どうなっているのだろうか。

 メディアでしか見る事のなかった実物を見る事ができたが、思った通り完全に機械式だった。テオ・ヤンセンは自分の死後も動き続けられる物を作りたい、との事だったが… 実際は一晩ももつまい。放置しておくといつの間にか海に浸かってバラバラになり、浜に大量のパイプが打ち上げられて迷惑になる、という展開になるのではないか

P.S.
 常設展もみたが、機械式ルーターがアシモのせいで休んでいたりするのはいただけなかった。天井からテーブルに映像を投影し、テーブル上でボールを転がしてドットに当たると爆発エフェクトが出る、というデモを学生がやっていたが、行ったこっちは全員ゲーム屋なので、コンボしてエフェクトが派手になっていくようにしろとかいうハナシになってしまった。
 前にあったプラスティネーションの人体とか、胃カメラを操作できるデモとかはもうなくなっていた。時節柄か?

P.S.2
 調べると、テオ・ヤンセンはスケベニンゲン出身だ。一気に親近感が(笑)

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コメント

3月5日?
去年のことか、未来のことか?

投稿: paisley | 2011.02.27 22:22

 ギャワー

 2月に

投稿: をかのゆ | 2011.02.28 12:04

一箇所しか修正しないん?

投稿: paisley | 2011.02.28 20:56

 ギャワー

 2ヶ所あった〜

 2ヶ所目は消す、という事に

投稿: をかのゆ | 2011.03.01 11:37

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