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2012.12.31

今年いなくなった人たち

 今年もすげえ人たちがどんどんいなくなった。今年がいちばんいろいろな人がいなくなったような気がする。ここでは、特に印象深かった人について書く。

野口竜さん
 最初に意識したのはザ・カゲスターだ。度肝を抜くデザイン。今見ると正直言って恐いが、影に乗り移って変身する、というきいたこともない設定にはうまく合っていたように思う。その後も戦隊でおどろおどろしい絵(たいてい人類大ピンチ)が出るたび、ああ野口竜が、とすぐわかった。それぐらいにインパクトがあったのだ。死ぬ少し前まで活躍していただけに、亡くなった時は驚いた。いなくならないで欲しかった

青野武さん
 スタートレックのノーマッドが、青野武という人を意識した最初だったように思う。この人は、スタートレックでは、エンタープライズ以外の全作品のゲストキャラクターを吹き替えている。しかも、全部忘れようにも忘れられない役ばかりだ。他にも、うる星やつらのスーパーデリシャス(中略)アフターケアーキッドとか、おもしろい役ばかりを演じている。顔出しでも、このまちだいすきでのシゴック先生とかセッカチーフ教授とか、アニメや吹き替えと同じように、面白すぎる演技をしていた。ああ、ホントに面白い人だった。亡くなったのはおしいなあ。

新倉イワオさん
 あなたの知らない世界、というのがあった。心霊関係の番組だが、再現フィルムの妙なチープさとおどろおどろしさが忘れられないテレビ番組であった。これに出ていた、いろいろ説明してくれる人が新倉イワオだ。また、笑点にずっと構成としてクレジットされている人物でもあった。心霊と笑点、まるっきり違う2つの分野で活躍したというのはおもしろい。

レイ・ブラッドベリさん
 SFをよく読むようになった頃、この人はすでに超有名作家だった。数年前、華氏911が公開された時に怒っているというニュースを見て、ああ存命の人だったのか、と驚いた…が今考えると失礼だ。最初に読んだのは火星年代記だったのは幸いだったかもしれない(次はウは宇宙船のウ) 人の心情の描き方がうまく、他の作家の作品より登場人物がリアルな感じがした。そういや、華氏451は、最初に読んだディストピアものだった。

石川進さん
 一番有名なのは、オバケのQ太郎やど根性ガエルの歌だが、わしにとってはスーパースリーのフリーの中の人。そしてガンバロンに出てたおっさん。60年代に活躍の中心があるので仕方がない。こういう徹頭徹尾面白い人(顔も面白い)は最近いなくなった。

福永令三さん
 クレヨン王国シリーズの作者。それまでも数冊読んでいたが、アニメ化をきっかけに全部読んで夢中になった。他の作家とは違う別の世界の描き方…じゃなく、クレヨン王国は別の世界ではなかったのかもしれない。通常空想とか、想像で済まされるものが全てある場所、他は全部現実と同じ、というような描き方であった。その、なにもかもがありのままにある、というスタンスをずっと維持したまま、全ての作品を描いたというのは素晴らしいというしかない。
 この人の本には、奥付に住所が書かれていた。著書に住所を書いた作家は現在みなくなった。

ジェリー・アンダーソンさん
 スーパーマリオネーションを作り出した人…なのは確かだ。サンダーバード、キャプテンスカーレット、ジョー90と、今日の目で見ても優れた特撮テレビドラマだ。だが、この人は国内のブームが怪獣からメカにシフトした原因を作り出した人ではなかったか。70年代、特撮がメカにシフトしたのも、この人が作り出した作品がメカ中心で、それにしびれた人々が真似したからだと信じる。わしが秘密基地が好きすぎるのも、きっとこの人の作品を見たせいなのだ。

谷口節さん
 スーパードラマTVを見ているので、この人の吹き替えはよく聴く。スタートレックエンタープライズのアーチャー船長は素晴らしかった。元の役者とは全然違う声だが、かなり無茶な事もやる探検家、という設定に見事に合った声であったと思う。この人はまだまだこれからも活躍するはずだったのに亡くなってしまった。とても惜しいと思う。

 他にも、泉大助さん、石黒昇さん、東郷健さん、荒木しげるさん、川村龍一さん、新藤兼人さん、小野ヤスシさん、地井武男さん、アーネスト・ボーグナインさん、山田五十鈴さん、浜田幸一さん、ハリイ・ハリスンさん、ニール・アームストロングさん、大滝秀治さん、藤本義一さん、森光子さん、桜井センリさん、小沢昭一さん、中沢啓治さんが今年亡くなっている。わしに衝撃を与え、マネさせ、楽しませてくれた人ばかりだ。本当にありがとうございました。

 そして…

Stealth Gamerさん
 一緒にゲームをやってくれてありがとう。一緒にえげつねえ話で盛り上がってくれてありがとう。
 エロゲーや、しょうもないニュース、漫画や、ネットラジオ… 他にも楽しい事で一緒に笑い合った事は忘れられない思い出だ。こんな楽しい事って他になかった。ありがとう。また、いつか。

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